二〇二六年11月3日RSS

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海外

「リジェネラティブ」表示に法的定義なし──米消費者団体が注意喚起

シリアルから卵、乳製品、肉まで広がる「リジェネラティブ(環境再生型)」表示。米コンシューマー・リポートは、この言葉には法的な定義も政府の基準もなく、表示だけでは何も保証されないと指摘した。

米国の食品売り場で、「リジェネラティブ(regenerative/環境再生型)」という言葉が急速に広がっている。シリアル、卵、乳製品、肉と、対象は幅広い。

これについて米消費者団体コンシューマー・リポートは11月2日に記事を配信し、「リジェネラティブ」という食品表示は必ずしも何も保証しないと注意を呼びかけた。同団体の科学記者ケビン・ロリア氏は、この言葉には法的な定義も、政府による規制基準もないと説明している。

認証マークは複数

記事は、まず連邦基準に裏付けられた USDA オーガニック表示を目安にすることを勧めたうえで、リジェネラティブの実践を示す認証として次を挙げた。

  • 有機基準を土台にするもの:Regenerative Organic Certified、Real Organic Project
  • 有機認証を前提としないもの:Demeter(バイオダイナミック)、A Greener World の Certified Regenerative、Savory Institute の Land to Market

「不耕起」だけでは判断できない

記事によると、米農務省の分析では、米国の農薬使用量の約3分の1が、不耕起・省耕起で栽培されるトウモロコシと大豆に使われているという。耕さない分を除草剤で補うやり方が多いためだ。記事は「不耕起」のような単独の主張だけで判断せず、生産者を見極めている農場や小売店から買うよう勧めている。

一方、記事に登場する農家グラント・ブライトクロイツ氏は、本来なら数百年から数千年かかるとされる土の形成が、この15年で大きく進んだと語っている(この主張が検証されたかどうかは記事に書かれていない)。

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